カフェ男子の僕が “ネルドリップ”で美味しいコーヒーを淹れてみた。

皆様、お勤めご苦労様です。
男のカフェブログオーナーの Saiです。

最近は、コロナウイルスの影響で、外出を控えた日々を過ごされていますよね。
僕自身も一時期は外出を控え、おうちカフェを自宅で開き、趣味に没頭した毎日を過ごしておりました。
そこで今回は自宅で簡単にはじめれる おいしい珈琲の淹れ方“ネルドリップ”をご紹介させて頂きます。

ネルドリップとは?

「ネルドリップ」とは、紙ではなく「ネル」と呼ばれる布製のフィルターで抽出を行う、
コーヒーの抽出方法の1つです。ちなみに、ネルは「フランネル」の略で、柔らかく軽い毛織物の事を指します。

ネルドリップは、コーヒーの抽出方法の中でも長い歴史があり、
「最高の抽出方法」と言うコーヒー愛好家が数多くいらっしゃるほどなんです!

ペーパーフィルターよりもネルフィルターの方が、
少々深いポケット形状のためコーヒー粉が広がらず中心に寄り、
厚めにできた層をお湯がゆっくり通過するので、より濃度感のある抽出ができますよ。

そのため、珈琲好きの方は結構ネルドリップで珈琲を淹れられる方が多いんじゃないかな〜。

ネルドリップの良さ☆

ネルドリップして淹れたコーヒーは、適度に油分が落ちて、まろやかにコク深くなります。
※特に深煎りは油分が出やすいので、ネルドリップで味わうのがオススメですね。

豆の味わいが繊細に感じられて、柔らかく、飲みやすいです。
豆のポテンシャルを全て出してくれると言っても過言ではないでしょう!

ペーパードリップだと、豆から出る油分を全てカットしてしまいます。
※豆の持つまろやかな味わいを楽しみたい方はダントツで「ネルドリップ」!

必要な器具

・ネル+ハンドル+サーバー

HARIO (ハリオ) ネルドリップ ポット ウッドネック 3~4杯用 DPW-3

・手挽きコーヒーミル+ミルブラシ

【セット買い】 カリタ コーヒーミル 手挽き AC-1+お手入れ用ブラシセット

・電動コーヒーミル

コーヒーミル 2019最新改良版 電動コーヒーミル コーヒーグラインダー

・温度計

タニタ 温度計 料理 防水 50~250度 ホワイト TT-508N WH スティック温度計

・ドリップポッド

Kslong コーヒーポットコーヒー ケトルステンレス 細口ハンドパンチポット

・スケール

Atlas(アトラス) 【Cafe Link】デジタルコーヒースケール 3kg

ネルドリップの淹れ方

(1)ネルの下準備(煮沸消毒)

新品のネルを使用する際は、コーヒー粉と一緒に20分ほど煮ます。
※これにより、煮沸消毒をしてネルを馴染ませる。

※ネルの布臭さも取り除けます!

水洗いして、コーヒー粉を取り除き、水気がなくなるまで絞る。
※2〜3回くらい絞って、しっかり水気を取ってください。

ハンドルネルを取り付ける。
※ハンドルを固定してネルをくるくる回すと取り付けやすいです。

(2)豆挽き

コーヒー豆をコーヒーミルで挽きます。
※焙煎したコーヒー豆は時間が経つと酸化するため、新鮮なコーヒー豆を用意する。

※個人的には、電動コーヒーミルより、手挽きコーヒーミルの方が挽きながら、豆の香ばしい香りを堪能できるのでおすすめ!

コーヒー豆は粉にすると空気に触れる面積が広くなり、より酸化しやすくなってしまうので、都度、豆を挽く。

豆を挽き終わったら、ミルブラシを使用してコーヒーミル掃除

(3)ドリップ

ネルをつけたハンドルサーバーにセットして挽いた豆を入れます。
※挽いた豆をネルに敷いたら、少し中心を凹ませます。

※事前にサーバーは少量お湯を注ぎ、温めておきます。

90℃前後まで温めたお湯をドリップポッドに準備し、1回目のお湯をゆっくりネル全体に注ぎます。
※注いでから、20~30秒ほどネルの中で浸透させる。

ネル全体にお湯が染み込むと、サーバーにコーヒーが落ち始める。
※キラキラとした泡が出てきて、泡が消えると、ボソボソとした穴が出てきます(蒸らし完了)。

蒸らしが完了したら2回目のお湯を注ぎます。
※2回目以降はネルの全体ではなく、「の」の字で気持ち内側に注ぐ。

泡が膨らみきると、徐々に凹んでくるので凹む動きが止まる前に次のお湯を注ぎます。
※この作業を5回 or 6回に分ける。

最後に入れたお湯が、落ちている途中で抽出完了
※「蒸らし~抽出完了」まで「約3分」が目安。

抽出が終わったらネルサーバーから取り外します。
※適切なタイミングで注げていると抽出後も表面に泡が残る。

抽出が終わったら、コーヒーを温めていたカップに注ぎます。
※事前にカップは少量のお湯を注ぎ温めておく。

(補足):コク深く滑らかな味わいを楽しめるネルドリップには、深煎りのフルボディなコーヒー豆がオススメです。

淹れ終わった後は、ネル手入れ
※抽出後の豆を捨て、コーヒーが出なくなるまでしっかりと水洗い

水洗い後、ネルを絞ってから、容器に水とネルを入れ、冷蔵庫で保管

参考動画:ネルドリップの淹れ方

Saiの珈琲を淹れてみた感想♪

コーヒーを味わう人のほとんどが、ネルドリップが最も美味しく味わえる“ドリップ方法”
と言う方が多いのをよく聞きますが、Sai自身もそのように考えています♪

それほど、豆の油分の有無によって口当たりやコクが変わってきますので、
これを機に、究極のドリップ方法の「ネルドリップ」で自宅で美味しいコーヒーを淹れてみませんか?

あと、豆を挽くなら電動コーヒーミルは時間をかからないですが、
僕は豆を挽きながら豆の香ばしい香りを楽しめる手引きコーヒーミルをオススメします!!
ゆっくり時間をかけて挽いた豆の香りはまたなんとも言えない感覚がありますよ♪

最後に

いかがでしたでしょうか?
今回は自宅で簡単にはじめれる。おいしい珈琲の淹れ方“ネルドリップ”をご紹介させて頂きました。
僕と同じように自宅で美味しい珈琲を淹れたい方にとってこの記事がお役に立てましたら嬉しい限りです。

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